気の流れが良い住まいは健康にも良い
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風水 身の周り チェック
住まい
(避けたい項目)

▼門と玄関が一直線上にある
▼玄関から階段の上がり口が見える
▼廊下が家を二分している
▼部屋が車庫の上にある
▼袋小路に家が建っている
▼土地が三角地
▼引っ越し後、トラブルが多い
▼上記二つ以上は要改善!
▼共に解決の方法を探します
間取り
風水とは
風水
 風水とは、生活環境に流れる気エネルギーの質や強弱、静動を判断する占術であり、人々が最も住みやすい環境を造るためのものである。 風水の歴史を遡ってみると、19世紀までは、都市造りや町造りに活用されて来た。近年は人が住む家造りや先祖が住む墓造りに活用され、 最近では占いブームも重なって、人々にわかりやすく、生活に取り入れやすくするためにインテリア風水が流行っいる。

   風水という言葉は、風水術の大家の一人である郭璞(276~324年)と言う人物が、中国が晋の時代に現れ、 その方がまとめた「葬書」と言う書物の中に初めて表現されている。それは、「気は風に乗じて散じ、水に界(アタ)れば即ち止まる。 古人はこれを聚(アツ)めて散ぜしめず、これを行いて止めるあり、故にこれを風水という。」である。 意味は「大地の生気は風によって散らされ、水によって集められるから、風水は風を嫌い水を大切にする。」ということだ。

  日本では、602年(推古10年)に暦や天文地の書と共に、百済より伝わったことが日本書記に記されている。 その後に造営された藤原京や平安京、そして江戸の町は、風水に立脚して造られていた。
理想の土地
風水理想の土地
 風水上の吉祥地を、「四神相応の地」または「龍穴砂水が整った地」と言います。 それは背後に風を遮断し生気が宿る山があり、両脇に生気が流れる尾根や道路、川があり、 正面に生気を集めるきれいな水があり、または正面が開けている場所をいいます。 そしてそこに住めば、心身共に健康ばかりではなく、志やこころの大きな人物が生まれ、 その家は子々孫々繁栄すると言われます。
風水基礎知識
 風水の占術は、大きく分けて巒頭派と理気派に二分される。巒頭派は形を重んじ、地形や地勢から人が住みやすい土地を探す。 良い土地のことを山紫水明の地や四神相応の地と表現する。理気派は東西南北の方位を重要視し、乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・ 巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)の八卦や木・火・土・金・水の五行を使い、その相生・相剋・比和によって住まいの吉凶を判断する。

五行は、東洋思想の陰陽五行論からなるもので、すべての事象を五種類に別けて考える。 その五種類とは、木・火・土・金・水の五行のことで、・木は発展や成長の意味であり、植物の木や草花に例えられる。 ・火は盛んやきれいの意味があり、太陽や月、炎や電灯に例えられる。・土は調和や変化の意味があり、山や岩、田んぼや畑に例えられる。 ・金は緊張や収縮、喜びの意味があり、石の原石や宝石、金属でできた道具に例えられる。・水は隠れるや低下する、危険の意味があり、雨や川に例えられる。

八卦は、易の思想から説かれた考え方である。ここでは八卦の言葉だけを簡単に覚えて頂きたい。
本命気場
 本命気場には、生気・天医・延年・伏位・禍害・六殺(りくさつ)・五鬼・絶命の8種類の本命気(ほんめいき)が存在し、 本命卦(ほんめいか)によって8種類の気の配置が変わる。本命卦は人が生まれ持った気質を表し、東に属する震命・巽命・離命・坎命と 西に属する坤命・兌命・乾命・艮命の8つに分けられる。そして本命卦によって人がどのような気を放っているかがわかる。 たとえば東の部屋は、長男と相性が良いが次男とは合わないという事が起きる。本人が放つ気と大地の気の相性が良ければ、内外共に力を得る事ができる。
生 気
 気力や体力など、生命活動に関わる全ての気を高めてくれる気場である。 無気力な人に気力を与え、創造力や活動力を高めてくれる。仕事や勉強に対しては集中力が増し、外では社交的になる。 男性に取っては良縁をもたらす気場である。ただ病人に取っては、病気の力を強めてしまう可能性があるので使わない方が良い。
天 医
 乱れた気を調整し生命力を高める気場である。また再生の力を持った気場でもある。 特に病気や怪我の回復を早める作用があり、否定的な感情や考え方を肯定的なものにする力がある。 努力しても報われない人には努力が実る方向に導き、協力者が現れるように働きかける。
延 年
 穏やかに生命場を高め、物事が持続し調和させる方向に働きかける気場である。 寿命を延ばしたり、財運を伸ばす働きがある。短絡的な人には長期的な視野に立てるように働きかけ、集中力と持久力を付けさせる。 対人関係においては、利己心が押さえられ相手を理解しようとする気持ちが芽生える。 つまり人間関係を整える気場である。仕事においては人脈が広がり、独身者には良縁をもたらし、特に女性の良縁には強く影響を与える。
伏 位
 現状維持と安定を司る気場である。自尊心が高まり責任感も強められる。 この気場を使うと、お金を稼ごうとこつこつ努力するようになる。 家族の絆を深める作用があるので、親子や夫婦、兄弟、舅姑関係を良くする気場である。
禍 害
 汚名を着せられたり騙されたり、悪い人との縁が結ばれ人に振り回される気場である。 また物事が不安定になる気場でもある。食欲が薄れ体力は無くなり、慢性疲労に陥りやすくもなる。 それから、程良い緊張感が薄れ生活習慣は悪くなる。時間に遅れたり約束を破ったり、信用を失いやすい気場である。
六 殺
 理性が困惑し欲望を抑える事ができなくなる気場である。 集中力が散漫になり、仕事や勉強でも失敗を頻繁に起こしやすい。 自律神経のバランスを崩しやすく、慢性的な睡眠不足になったり、人に対しては些細なことでねたみ、悪意が芽生えたりする。
五 鬼
 争いを助長する気場である。意味もなく怒っり反抗したり、いらだちが多く不満が募りやすい。 人に対しては批判的で攻撃的になるので、信用を失い金銭面でも損失を被りやすい。 仕事は正当に評価されず、投げやりの思いから人道を逸脱しやすい。
絶 命
 生命力を削ぐ気場である。原因不明の病気にかかり、また病気が慢性化しやすくなる。 思わぬ事故や事件に巻き込まれたり、精神的にも混乱を招く気場である。 理由もなく落ち込み、身に覚えのない非難や中傷、疑いをもたれたりする。孤立も免れない。
宅 卦
 宅卦は玄関の向きによって分類され、家の性質を判断する時に使う。その求め方は、次の要領で行う。

玄関が 東の方向を向いている家を震向兌宅山と言い、宅卦を兌宅(だたく)と言う。
玄関が南東を向いている家の宅卦を乾宅
玄関が 南を向いている家の宅卦を坎宅
玄関が南西を向いている家の宅卦を艮宅
玄関が西を向いている家の宅卦を震宅
玄関が北西を向いている家の宅卦を巽宅
玄関が北を向いている家の宅卦を離宅
玄関が北東を向いている家の宅卦を坤宅と言う。
太極気場
 太極気場には、旺気・生気・洩気(ろうき)・死気・殺気の5種類の宅気が存在し、宅卦によって、5種類の気の配置が変わる。 人が口から食物を摂取するのと同じように、家も玄関から大地の気を取り入れており、玄関がどの方位を向いているかによって、取り込む気の種類が変化するからだ。
旺 気
 最も強いエネルギーを出す気場であり、発展をもたらす。玄関やリビング、寝室に向く。 大吉。
生 気
 精神に働きかけ潜在能力を引き出す気場であり、やる気や積極性、前向きな考え方にする。 書斎や子供部屋に向く。吉。
洩 気
 発展性は欠けるが、精神を安定させ、責任感を強める気場である。半吉半凶。
死 気
 活気を失い消極的になる気場であり、気持ちが守りに入りチャンスを逃しやすい気場である。ただし使い方次第で吉に変える事ができる。凶。
殺 気
 対人関係を悪くする気場であり、金銭トラブルや交通事故を招く気場である。精神と肉体、物質にも凶作用を招く。大凶。